チラシの裏に備忘録

旅と山と鉄

2017夏休み1 東京〜九頭竜湖

記憶がなくなる前に夏を回顧。 旅行1日を1記事ペースで。

 

 

学生生活最後の夏休み。

北海道の山にでも行こうかと考えてるとJR九州が博多~鹿児島中央を2000円で乗れるきっぷの発売告知を出していた。行くしかない。

とは言え関東から九州までの旅費がキツい。自宅から携帯ガス缶を持っていくからLCCは使えないし新幹線は高い。いつものことながら18きっぷを買った。のんびり行こう。

また例によって未乗のJR路線と未踏破の日本百名山を道中に回収することにした。

最初の目的地は福井県荒島岳

 

写真は無加工でお届けします。

 

夏コミ2日目を終え、一時帰宅の後に東京駅へ。

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前夜にポチポチえきねっとを操作しキャンセルされた指定席券を取ったMLながらに乗る。計5回ほど乗ってたが全て直前にキャンセル出るの狙い打って希望日に乗れている。

 

名古屋で下車し関西本線で亀山へ。

柘植で乗り換え草津線初乗車。

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東海道線米原へ。

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北陸本線は長浜から未乗。

(長浜から伊吹山にバスが出ていたのでその時に長浜まで乗車)

 

福井で越美北線へ。

5分の4くらい寝てたけどいい車窓の路線だった。

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終点の九頭竜湖駅へ到着。

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福井駅で買ったかにめしを食らう。

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うめえ。

 

ここでやっとカバンからカメラを取り出した。

 

食べ終わって九頭竜湖までサイクリングをしようとレンタサイクルをやっている近くの道の駅へ。

ところが職員の方に「今日は交通量多いから貸せない」とまさかの一言。

確かに日曜だしまあそうなんだろうけど非常に納得できない理由で暇な時間ができてしまった。バスも出てないし徒歩じゃ時間かかるしダメポ

 

仕方なく駅周辺をぶらぶらすると人気のないところに蒸気機関車が。

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屋根があって車体も手入れされてるなと思わせる良い保存状態だった。

風雨に晒されて老朽化してる鉄道文化むらの車両のことを思い出して屋根って大事だなと。

 

駅入口反対側へ

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越美南線と繋がるはずだった鉄路。

行き止まり路線、ロマンがある。

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のどかな田舎駅。1日5本しか列車が出ない。 

 

駅正面へ戻り、これからどう時間潰すか考えてると、「どこから来たの」と初老の夫婦に話しかけられる。大きい荷物を背負ってるとよく言われる言葉だ。

九頭竜湖に行けなくて暇なんでプラプラしてるんですよと言うと、「大野市で花火大会があるから来ないか」と誘われた。会場までの無料バスが駅から出るので待っていたらしい。

当然この機会を逃すわけにはいかないので遠慮なく到着したバスに乗り込んだ。

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車内は地元の方で埋まり、皆さんお知り合いといった感じだった。翌日荒島岳に登ることを伝えると登山ルートの案内や晴れていればここに大きく山が見えるなど色々な事を教えてくれた。マジ感謝。

1時間弱で会場に到着。失礼ながら田舎の花火大会と言った感じで、人だらけの関東の花火大会を想像していた自分は拍子抜けした。このくらいがちょうどいい。

夫婦から発泡酒も頂いて最高の花火大会に。

 サンキャクモッテクレバヨカッタ

 

 

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花火とカップル、絵になります。

 

 

 

復路のバスは登山口に近い勝原駅で降ろしてもらい、野宿。

次回は荒島登山。