北海道の山に登ってきた話2015 大雪山〜十勝岳縦走2
前日のあらすじ
層雲峡から入山し黒岳を経由して黒岳石室でテント泊。
翌日の旭岳登頂を目指し早々と就寝した。
旅行開始13日目、縦走2日目。
天候は確か晴れ。
朝飯は前夜炊いた米の残りと温めたレトルトのカレー。
前夜は何を食べたのか。写真は残っていなかった。
山飯は基本的に生米を持っていって炊いてレトルトの具材をのっけるか、米の代わりにパスタとこれまたレトルトの具材になる。
テント場の黒岳石室からほど近い桂月岳(多分)方面を望む。
残念ながら自分が進む方向の山ではない。
この日はここから北海岳、間宮岳を経由し、大雪山系の象徴である旭岳に登って北海岳に再び戻り、分岐を曲がって白雲岳避難小屋のキャンプ場までの道程である。
ヤマケイさんのツールを使わさせていただきます。右上がスタート地点。真ん中が分岐の北海岳で左下が旭岳で右下が泊地の白雲岳避難小屋。
高低差と距離。
大雪山は道央にそびえる火山群の総称あり、その中で最も標高の高い山が旭岳である。
いくら来た道を戻ることになろうがここまで来て登らないわけにはいかない。
歩き始めて早々、なかなか本州の山では見慣れない景色に出会う。
だって標高2000mのところにそこそこ幅もある川ですよ。雪解け水で水深も浅かったが、北海道ってすげえやって思う。今この記事書いてて久々に見たけどすごいと思ったもん。
すごい。
林野庁(故)のハンマーなどが道端に置いてあった。
北海岳に到着。
阿蘇のカルデラのようなお鉢平の景色。自分はこっちの方が好きだ。見晴らしがよかった。また行きたい。
間宮岳。北海岳も同じで山頂という感じはしなく、登山道の横にポツーンと立っている道標でこれがなければ山頂とは気づき辛いところだった。
間宮岳を過ぎると一気に道を下る。そして前方に見えてきた黒っぽい山がお目当ての旭岳。
えっ・・・下ったのにこれ登るんですか・・・。
頂を目指す。
足場も良くなく登頂後の下り道は特に大変だった。
そして・・・
旭岳に到着!
三角点。
なお、山頂に着く頃には雲に囲まれて眺望は全く良くありませんでした。
少し休憩して早々に今日の最終目的地を目指す。
再びお鉢平が見える地点に到着。
やっぱり天気が悪い。
花には興味が湧かないので名前を知りたいとは思わないけど綺麗。
日本にいるとは思えなかった景色。
北海岳まで戻りしばらく進んだところにある白雲分岐。
目的地の避難小屋が見えてきました。
そして・・・
白雲岳避難小屋に到着!
避難小屋といえば管理人が不在のイメージだったがここには駐在していた。おそらく夏の間だけだろうが。
小屋でテント泊の手続きをし、テントを張って早々に就寝。
テント場は均されていてそこそこの広さがあり、水場も近くにあった。
肝心の写真はありません。
晩飯か翌朝のものか忘れたけど適当に調理してこの日はおしまい。
13日目、おわり。