北海道の山に登ってきた話2015 大雪山〜十勝岳縦走1
前日のあらすじ
斜里岳を登頂し北見に戻ってきたhiyabier。
またもや野宿で夜を明かす。
旅行開始12日目。
8月とはいえ北海道の北東部。朝晩は冷える。
登山旅行の集大成として層雲峡から入山し、黒岳〜大雪山〜トムラウシ〜十勝岳を縦走しようという構想を現実のものとすべく、北見を脱出することに。
余分な荷物を削ぐ為に北見の郵便局から旭川の郵便局へと荷物を送る。
郵便局の局留めを使えば荷物到着日を含め10日は局で預かって貰える。受け渡しの手数料は無料なので移動するロッカーとして使えるし、10日ともなれば1日毎に料金が設定されているロッカーより安い。2000円もかからなかったのではないだろうか。
便利なので屋久島に行く時にも鹿児島で局留めを依頼した。
旅行しながら山にも登る筆者みたいな変人がいたら是非この手を使って欲しい。
9時12分始発の「特別快速きたみ」旭川行きに乗り込む。
直前に斜里方面から来た列車の人たちがホームで待つことを禁じられ、全員改札の外に連れ出されたのは少しばかりかわいそうだった。
北海道の田舎は有人改札が殆どで、列車が来る15分前くらいにならないと改札が開かずホームに入れてくれない。
18きっぷなどの格安きっぷで旭川まで快適に移動できるのは特別快速きたみぐらいで8月ということもありなかなかの乗客がいた。
席取り合戦に夢中になっていた俺は…キハ54の列車を撮影することを失念していた!
2時間半ほど走り上川駅に到着。
駅の周りは綺麗に整備されててすげえってなった。
上川駅からはバスに乗り換え層雲峡まで向かう。
バスまでは少し時間があったのでコンビニで食料などを調達。
12時5分発のバスに乗り40分ほどで層雲峡に到着。
中央奥にある建物からロープーウェイに乗ります。
ロープウェイ使う登山は甘え。
荷物が重い・・・
ロープウェイは黒岳駅で終了。リフトに乗り換える。
リフトの頂上の7合目から。13時30分頃。
これらを乗り継ぐことで3時間ほどタイムを短縮できる。
黒岳までは整備されたつづらおりの登山道で退屈。荷物も重いしガスもかかってきてスタートしてほどなくして体力切れ。
休み休みで道を進んでいく。
コースタイムから遅れること30分、黒岳へ到着。
なーんにも見えないので先を急ぐ。
山頂から歩くこと20分、テント場でもある黒岳石室まで到着。
北海道の有人の山小屋を見たのは初めて。立派な小屋だった。
トイレが少し特殊で致した後にペダルを回すシステムだったが詳細は残念ながら憶えていない。
エゾリスが近くにいた。
テント設営。
疲れてたので熟睡。
写真と記憶がないので貧な記事になってしまった。
12日目、おわり。