北海道の山に登ってきた話2015 利尻山
前回までのあらすじ
鉄路で稚内まで32時間と航路で2時間をかけて関東某所の自宅から利尻島へやってきたhiyabier。
日の入り直前にテントを張って翌日の山行に備えた!
一夜明け朝。
説明しよう!今から登る利尻山とは…
利尻山(りしりざん)は、北海道の利尻島に位置する独立峰で標高1,721m。利尻町、利尻富士町の2町にまたがる成層火山で、利尻礼文サロベツ国立公園内の山域は特別区域に指定され、日本百名山[3]、新日本百名山[4]、花の百名山[5]及び新・花の百名山[6]に選定されている。
登山道は利尻富士町鴛泊の利尻北麓野営場(三合目)より登る鴛泊コース、利尻町沓形の見返台園地(五合目)より登る沓形コース、利尻富士町鬼脇の林道より登る鬼脇コースがある。
鴛泊コースは最も多くの登山者が利用するコースで、登山道の最初には名水百選に指定されている甘露泉水の湧水もありルートも整備されている。
とWikipediaさんからの引用。
あの有名な白い恋人のパッケージは雪化粧した利尻山である。日本で富士山の次に人に見られている山だと思う。知られているかどうかは別。
コースは当然鴛泊ルート。
利尻北麓野営場から山頂までのピストンなのでテントに余計な荷物を置いて出発できる。身が軽い。
出発してすぐに「甘露泉水」という湧き水が出る場所に着く。
この水は名水百選に名を連ねていてその中で日本最北端にあるという。
まあ前日の炊飯とこの日の山行の為に一度ここで採水したので写真を撮ってすぐ出発。
コースタイム(以下CT)で30分ほど歩き5合目に到着する。
ピストンなのにザックがデカいのはサブザックを持っていなかった為である。
雷鳥の道標なのに雷鳥は見当たらなかったが雲の隙間からお隣の礼文島(多分)が見えた。
どこから撮ったのか分からないがこの島の主要港である鴛泊港。
パノラマどん曇り。
9合目。
このあたりから山頂にかけて登山道が荒れていた。この年の前年あたりに豪雨災害があったのを記憶しているがその影響だろうか。
多分コレのことです。
10時20分、山頂に到着。CTではキャンプ場から5時間半。
ご覧の通り雲に覆われ眺望は無し。残念ながら時間と労力をかけて来た報酬には見合わないかった。
しかしそれも山の醍醐味のひとつ。また来ようという気にさせてくれる。
山頂周辺に咲いていたお花。
知っている人いたら教えてください。花の名は。
しばらくして下山開始。
雨に降られたので足早に歩く。その間写真なし。
CTで3時間半くらいして北麓野営場に到着。
鴛泊コース総括
- 登山道脇に名水が湧いてる為、美味い水を味わいながら歩ける。
- 北麓野営場から山頂までにトイレが無いので環境保護の為に携帯トイレを使って用を足す必要がある。なお、携帯トイレ使用ブースは6.5合目と8.5合目付近の避難小屋と9合目にある。携帯トイレ改修ブースに北麓野営場にある。(筆者は使用せず)
- どこのメジャーな山にでも言えるがツアーの団体登山者が多く、列の長いグループを抜くのに一苦労。利尻山は日帰り可能なのでその分団体も多かったかと。
- 9合目から山頂までは急坂があり足元が滑りやすい。特に下山時。
- 水平距離で往復12.5kmほど
こんなところでしょうか。
ヤマレコも貼っておきます
次に礼文島を目指す予定でまだ当日中にフェリーもあったが、圧倒的にこのキャンプ場の方がコスパが良いの連泊を決めた。
所 在 地 / 利尻富士町鴛泊自然休養林内
開設期間 / 5月15日~10月15日
利用料金 / テントサイト / 大人1人:500円・中学生以下:300円・小学生以下:無料
ケビン(要予約) / 4人用1泊1棟:5,000円・オートサイト(要予約) / 1台1泊:2,500円
施設設備 / 管理棟(シャワー・トイレ完備)・バンガロー・オートサイト・炊事場
テントは1人1泊500円でした。安い!
ゆるゆりの録画を家族に頼んでテントで寝ました。
3日目、おわり。