北海道の山に登ってきた話2015 序
飽き性なので去年の旅の続きの記事も書かずにまた過去を遡る。備忘録。
いま(2018/1)から数年前の夏に北海道に行って旅をしながらいくつか山に登ってきた。
30泊ほどでそのうちの8割ほどを北海道で過ごした。(と思う)
本記事は東京近郊某所の自宅から1泊で利尻島のキャンプ場まで到達するまでのお話。
北海道&東日本パス(以下北東パス)を使って東北本線をひたすら北上し、1日かけて東京から青森へ。
コレしか青森到着までに撮った列車がない・・・
青い森鉄道の浅虫温泉駅で途中下車し、近くの温泉に浸かる。乗換駅以外で改札の外に出たのはここが初めて。
再び電車に乗り、青森へ。
青森からはいまは亡き夜行急行はまなすに乗車。本当は上野と札幌を結ぶ寝台特急北斗星に乗って行きたかったが10時打ちを3回ほどチャレンジしても取れなかったので泣く泣くこっちに。
あゝ悲しきかな14系客車。
ドリームカーというリクライニングがめっさ倒れる座席のある車両に乗った。関東で言う在来線自由席グリーン車の強化版みたいなヤツ。
めっさフカフカしてた記憶。
車端部にはラウンジ(これが2つ)あった。
疲れていたので車内では爆睡。機関車付け替えをする函館で起きてそれを見守った気もしないでもない。
楽しい夜行列車の目覚めるとそこは札幌。今日の目的地は利尻島。
札幌到着後、特急で旭川方面へ。北東パスでは特急は乗車できないので乗車券と特急券を購入。
もうスーパーカムイの名称は無いんだっけ
砂川で先ほど追い越した旭川行きの普通列車に乗り換え、旅費を節約。
旅の後に、はまなす停車駅の千歳線の新札幌駅から函館線の厚別駅まで歩いて乗り換える通称「厚別ダッシュ」とやらがはまなす乗車客の裏技的なものとして有名だったと知った。厚別ダッシュを成功させれば私みたいに特急の為に費用を捻出することなく旭川行きの普通列車に乗ることができたらしい。
1時間ほどキハ40に揺られて旭川へ。先ほどの特急列車でここまで乗り通しても旭川発の稚内行きの特急には間に合うので普通列車を使ったワケ。
旭川着。
9時17分発の特急スーパー宗谷1号に乗り込む。自由席。この列車は今はもう存在しない札幌始発稚内行きの列車。(投稿日現在「宗谷」として札幌稚内1往復現存)
旭川で降りる人が多く、ここからの自由席の乗車率は4割にも満たなかったのではないかと記憶している。お盆の少し後だけどまだまだ夏ですよ。もっと乗っていてもいいはずだと思ったんだけどなあ。
ちなみに旭川からでも普通列車で乗り通そうとするとアホほど時間がかかり、フェリーとの接続も目も当てられないほど酷く延泊が余儀なくされる為、却下。タダでさえ当時も本数も少なかったが現在はさらに減便されている。
帰路は特急使わず戻ったんけど。
3時間強ほど乗り日本最北端の駅、稚内へ到着。
車中では爆睡をかまし、進行方向左側に延々と川が見えていたことくらししか覚えていない。
駅付近だけ散策。
映画館もあったけど採算厳しそう。
セイコーマートで食料を購入。人生初セコマだった。
稚内からフェリーに乗るがここで3時間ほど待たされる。いま思えば
ノシャップ岬往復観光できたわ。バスの時間が合えばな。
稚内着から待つこと3時間半、利尻行きのフェリーに乗船。
当日は1日3便の運航だった為、これだけ待たされても札幌からの鉄路利用では1番早く利尻に到着するルートだった。
手元にあるメモを見る限りでは当日の船の運航は7時台・10時台と私が乗船した16時台の3便だった。
つまり、朝一の特急で稚内に向かうことができなければ利尻に到達するのにさらに1日かかってしまうということであった。
利尻と言えば利尻山と昆布。
乗船口ではツアーの登山客とみられるおじさんおばさん方が大勢で列を作っていた。
時刻表上では100分で利尻に着くらしい。乗船中の記憶がないのでここも爆睡してたと思われる。
利尻に入港。港の名前は鴛泊(おしどまり)港だって。鳥へんの漢字は覚える努力をしても読めそうにない。
利尻山の麓にある「利尻北麓野営場」というそのまんまの名前のキャンプ場で一泊するのだが、港へ到着したのが18時を回っていて薄暗くなおかつ翌朝も早い予定だったのでタクシーで行くことにした。
歩けなくもない距離だったが長旅&登山前日ということもあり文明の利器に甘えることにした。1500円ほどだったかと。
長い坂をずっと登っていたのでタクシーを使って本当に良かったと思った。
利尻北麓野営場はかなり大きいキャンプ場だったと記憶している。
テントの設営。
飯食っておやすみ。
稚内のフェリー乗り場からキャンプ場までの間、全く写真を撮ってなかったのか喪失したのかデータがなかった。
2日目、おわり。